2022.08.04  [お知らせ・イベント情報]

2022秋学期 東京PADIAS 2022開催のお知らせ

Tokyo PADIAS in Tokyo PADIAS in PADIAS in fall 2022 のご案内
~ 実務に即した米国特許プロセキューションスキルの習得 ~
主催 ハウプトマン・ハム LLP

皆様
平素より格別のご高配を承り厚く御礼申し上げます。Hauptman Ham, LLP シニア・パートナーの Benjamin Hauptman です。
さて、皆様からご好評を頂いております Tokyo PADIAS in fall 2022 のご案内です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。またお知り合いの方にも本セミナーをご紹介して頂けると幸いです。

本セミナーでは、基本的な米国特許実務に関する講義が含まれていますが、さらに、日本語での有益な米国特許実務情報も含まれています。例えば、フェスト効果とその対応策、ミーンズ・プラス・ファンクション(MPF)・クレームとその対応策、IPR(Inter Partes Review、当事者系レビュー)の最新情報などが含まれています。

  • フェスト効果

フェスト効果とは、米国特許庁からの局指令に対して、特許性に関する補正を行うと、その補正した構成要素の均等範囲の権利範囲が主張できなくなるという米国特有の制度です。

  • MPFクレーム

MPFクレームはMeans Plus Functionクレームのことです。米国では、MPFクレームは権利範囲がMPFクレームに対応する実施例とその均等範囲に限定されます。またクレームの記載(あるいはその翻訳)により出願人の意図に反して、MPFクレームと解される場合があります。本セミナーではこれらの対応方法についてもご説明します。

  • IPR(当事者系レビュー)の概要

IPRは日本での無効審判に相当します。IPRは2012年9月16日からスタートし、その後10年の間に、判例法あるいは米国特許庁の規則改定により実務が変更になりました。IPRの概要およびその変更点・留意点についてご説明いたします。

    課題のガイドライン

クレームを作成する課題のガイドライン、および米国特許庁への応答書を作成する課題のガイドラインについてもご説明します。初心者の方も安心して課題に対応できるようになっております。本セミナーは初心者の方から高度のスキルをお持ちの方までを対象としており、各受講者の方のスキルを一段階上げるための効率的な近道です。

ご不明な点等がございましたら、弊所東京オフィス 川崎(seminar@ipfirm.com)までご連絡くださるようお願いいたします。
お申込みは添付のワードファイルにご記入いただき、ワード形式にてご返信ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

****************************************

1. PADIAS について
PADIAS とは、Patent Application Drafting and Infringement Avoidance Strategiesの頭文字です。ご存知の様に、判例法に基づく米国特許実務は、他国とは異なる実務が適用されることがよくあります。他国の実務と米国実務の相異点を理解し米国での実務スキルを習得することが重要です。本 PADIAS コースでは、受講生の方に米国特許事務所に勤務している実務者と同様の課題に取り組んで頂き、経験豊富な米国特許弁護士が、具体的にそれらの課題の添削・指導を行います。さらにクレーム作成や中間手続に関して実務に即した講義、実務に直結した講義などを行います。

今回の課題はカメラの発明に関するものです。この発明について、(1)クレームドラフティングおよび(2)中間処理応答書の作成を行って頂きます。

2. Tokyo PADIAS in PADIAS in PADIAS in fall 2022 の実施について
2022 年秋コースでは、東京オフィス・ライブセミナーおよびオンラインセミナーをご用意しております。
但し、コロナウイルスの感染状況によっては、東京オフィス・ライブセミナーを中止させて頂く可能性もあります。その場合には、オンライセミナーのみになります。
その決定は 9 月初めに行い、皆様へご連絡いたします。

(1)東京オフィス・ライブセミナー
弊所東京オフィスでのライブセミナーです。テキストに沿った米国特許弁護士によるセミナーを実施いたします。
ライブセミナー会場は以下の住所です。

東京都千代田区九段南 1-6-17 千代田会館ビル 6 階
電話番号:03-6256-8970
ライブセミナー会場の詳細については以下の URL をご覧ください。
http://jp-ipfirm.com/map.html

(2)オンラインセミナー
東京オフィスでのライブセミナーが中止になった場合、または中止でない場合でも、東京オフィスでのライブセミナーにご参加できない方のためのオンラインセミナーで
す。弊所でのライブセミナーをお客様の PC 上でライブセミナーと同時間に受講できます。オンラインセミナーにご参加頂くためには、予め弊所へのご登録が必要です。オン
ラインセミナーのお申込みを頂ければ弊所からご登録に必要な情報をお送りします。

3. ライブおよびオンラインセミナー・スケジュール
(1)日程
第1回セミナー: 9月30日(金)午後1時から5時00分
第2回セミナー:10月28日(金)午後1時から5時00分
第3回セミナー:12月 2日(金)午後1時から5時00分
講義時間:午後1時から5時00分まで(途中10分ほどのブレークタイムを取ります。)

(2)時間
受付開始:午後 12 時 30 分から
講義時間:午後 1 時から 5 時(途中休憩時間があります。)

4. 講義内容
(1)第1回講義内容
・米国明細書に関する講義(米国実務に沿った明細書の作成について)
一般的な推奨事項、クレーム、詳細な説明、発明の名称、クロス・レファレンス、技術分野、背景、サマリー、図面の簡単な説明、要約、Festo(フェスト)効果、クレ
ーム作成、およびその他
・Q&A
・第1回課題(クレーム・ドラフティング)配布
この中にはカメラの発明開示書が含まれます。クレームの書き方についてもご説明します。
課題の提出は、第2回講義の 1 週間前までにお願いします。

(2)第2回講義内容
・第1回課題(クレーム・ドラフティング)解説
・中間処理応答の対応策
一般的な留意事項、AIA 概要、仮出願、102 条/103 条局指令への対応策、112 条(a)(b)局指令への対応策、二重特許、IDS、ミーンズ・プラス・ファンクション・クレームへ
の対応、応答書作成、およびその他
・Q&A
・第2回課題(中間処理応答書作成)配布
この中には局指令、引例、出願時の明細書などが含まれます。応答書の書き方についても説明します。
課題の提出は、第3回講義の 1 週間前までにお願いします

(3)第3回講義内容
・第2回課題(中間処理応答書)解説
・最終局指令後の対応策
最終局指令後のオプション、AFCP2.0、RCE、継続出願、CIP、審判、審判前審査、インタビュー、権利化戦略、IPR の概要と最新情報、およびその他・Q&A

5. 受講者の方が提出する課題の内容
(1)クレームドラフティング
カメラの発明開示書を課題としてお渡しします。クレームの書き方についてもご説明します。それを基にクレームをドラフトして下さい。この発明開示書およびクレーム作
成に関する資料を第1回セミナー後、お渡しします。
(2)中間処理応答書作成
カメラに対する米国特許庁からの実際の局指令を課題としてお渡しします。応答書の書き方についても説明します。それに対する米国特許庁への応答書を作成して下さい。
この課題および応答書作成に関する資料は第2回セミナー後、お渡しします。

6. 講師
米国特許弁護士ベン・ハウプトマン、およびジョシュア・プリチェットです。講義はベン・ハウプトマン、およびジョシュア・プリチェットが英語で行いますが、必要に応
じてスタッフが日本語での概要説明を行います。
なお、英文テキストを使用しますが、英文テキストには日本語での簡単な注釈を挿入しています。

7. セミナー費用
お一人様 44,000円(消費税別)
(お支払いは海外送金となります)

8. お申込方法
下記のお申込用紙に必要事項をご記入の上、2022年 9月22日(木)までに弊所川崎又は鈴木(seminar@ipfirm.com)までご送信ください。

なお、ご参加される方が少ない場合には Tokyo PADIAS in fall 2022を中止させて頂く場合がございます。予めご了解頂ければと思います。

ご不明な点等がございましたら、弊所東京オフィス 川崎(seminar@ipfirm.com)までご連絡くださるようお願いいたします。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

Hauptman Ham, LLP
シニア・パートナー
Benjamin Hauptman

ハウプトマン・ハム国際特許商標事務所
〒102-0074 東京都千代田区九段南1-6-17
千代田会館ビル6階
Email: seminar@ipfirm.com
http://jp-ipfirm.com/
電話番号:03-6256-8970
ファックス番号:+1-703-518-5499

お申し込みは、こちらの申込用紙にご記入いただき、seminar@ipfirm.comにご送信ください。

お申込用紙(Tokyo PADIAS in fall 2022)