2021.07.22  [お知らせ・イベント情報]

2021年9月29日開催 Hauptman Ham, LLP/ユー・イングリッシュ共催セミナーのお知らせ

強く広い権利範囲を獲得する米国特許出願戦略およびその翻訳手法
― 米国実務を理解して強く広い権利範囲を獲得するには ―
Hauptman Ham LLPおよび株式会社ユー・イングリッシュ 共催セミナー

1. 初めに
 皆様、平素より格別のご高配を承り厚く御礼申し上げます。Hauptman Ham, LLP シニア・パートナーのBenjamin Hauptmanです。さて、皆様からご好評を頂いておりますHauotman Ham, LLPと株式会社ユー・イングリッシュ共催による「強く広い権利範囲を獲得する米国特許出願戦略およびその翻訳手法」に関するセミナーのご案内です。
 本セミナーと同様のセミナーを、昨年も実施させて頂きました。多くの方にご参加頂き誠にありがとうございました。参加された方からは、非常に有益であった、また翻訳者だけではなく弁理士にも有益な内容であるとのありがたいお言葉を頂いております。
 今年は、昨年の内容に加えて、最新の情報を取り入れ、さらに、翻訳者の方だけではなく、企業および特許事務所に勤務されている特許実務者および弁理士の方にも有益な情報およびノーハウ等も取り込んでいます。
 昨年ご参加された方も、是非今年もご参加頂ければ幸いです。また同僚の方、あるいはお知りあいの方にも、是非ご紹介頂ければ幸いです。

2.「強く広い権利範囲を獲得する米国特許出願戦略およびその翻訳手法」について
 米国では判例法に基づき、裁判所で新しい判例あるいは裁判例が出されるとそれに基づく新しい解釈が適用されます。これらが累積され、結果として、米国でのクレーム解釈および特許実務は、他の国とは異なる場合が多く見受けられます。
 これらの差異を理解しないで、出願・権利化業務を行った場合に、米国特有の実務により、権利範囲が減縮される可能性があります。そのために結果として権利行使の制限が発生する可能性があります。
 米国へ特許出願する場合には、これらの差異をご理解頂いた上で、状況に応じて、クレームおよび明細書の修正が必要です。さらには、翻訳者の方にも、翻訳上の留意事項をご理解頂き、翻訳に反映させる必要があります。
 本セミナーでは、米国出願において、留意すべき、明細書およびクレームの記載、明細書の構成の留意事項だけではなく、権利化時の応答処理の留意事項、さらには、翻訳時の留意事項についてもご説明します。
 さらに、これらの留意事項だけではなく、それらに対応する部分の具体的な翻訳例についてもご紹介します。すぐに実践的に対応できるように構成されています。

3.本セミナーの対象者
 本セミナーは、翻訳者の方だけではなく、米国出願用翻訳をチェックされる方、権利化業務において、米国特許庁からの局指令に対応し、クレームの補正および意見書を書かれる方も対象としております。翻訳者、特許事務所および企業知財部のチームワークにより、米国において広く強い権利範囲の獲得が可能です。

4.オンラインセミナー
 新型コロナウイルス感染防止のため、オンラインセミナーで行います。皆様にとって、ご自宅でもあるいはオフィスからご参加頂けます。ご質問は、セミナー中にオンラインで、またはセミナー終了後メールでお送りください。
 オンラインセミナーにご参加頂くためには、予め弊所へのご登録が必要です。セミナーのお申込み後、弊所からご登録に必要な情報をお送りします。

5.セミナー開催日時
 2021年9月29日(水) 
 第1部 午後1:00-2:30 担当 岡東 保

     1.はじめに
     2.特許権侵害
     3.米国クレームの構成と役割
     4.明細書の各項目での注意事項
     5.権利範囲に影響を及ぼす裁判例・規則
     6.PCT出願の米国への移行
 ブレーク 午後2:30-2:45
 第2部 午後2:45-5:00 担当 中山 裕木子

     1. 米国クレーム翻訳のポイント
     2. 米国特有クレームへの適切な対応
     3. 翻訳が難しい日本語クレーム・明細書の適切な英語翻訳

6. 講師
 第1部 岡東 保 ハウプトマン・ハム国際特許商標事務所勤務 日本国弁理士、弁理士会 国際活動センター 米州部会で活動中、米国パテント・エージェント試験合格、米国企業日本法人、米国特許事務所、2013年―2016年米国滞在
 Hauptman Ham LLP 東京オフィス ホームページ:http://jp-ipfirm.com/office.html

 第2部 中山 裕木子 株式会社ユー・イングリッシュ 代表取締役
 公益社団法人日本技術英語協会  理事・専任講師
 2000年より大阪の特許事務所で電子・電気、機械の特許明細書の日英翻訳に従事する。
 2001年に(旧)工業英検1級取得。首位合格により文部科学大臣賞を受賞。
 2004年、フリーランス特許翻訳者になる。同時に公益社団法人日本工業英語協会(現:日本技術英語協会)の専任講師に就任し、大学や高専などの教育機関や企業で理工系研究者を対象とした技術英語の指導にあたる。
 著作:外国出願のための特許翻訳英文作成教本、英語は3語で伝わります、技術系英文ライティング教本、他多数
 株式会社ユー・イングリッシュ ホームページ:https://www.u-english.co.jp/

7. セミナー費用
 お一人様 11,000円(税込)
 お支払いに関する情報は、お申し込み後、株式会社ユー・イングリッシュよりお送りいたします。

8. お申込方法 
 以下のリンクからお申込みいただくか、メーリングリストにより送付されたメールに添付のお申込用紙にご記載の上、2021年9月17(金)までに弊所川崎(seminar@ipfirm.com)までご送信ください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeq8VVDxQaFGlflkrt–e0CUE1nZdvyg2vQLgsR8lvoMnE77g/viewform?usp=sf_link

 なお、ご参加される方が少ない場合には本セミナーを中止させて頂く場合がございます。予めご了解頂ければと思います。

9. 無料オンラインセミナーのご案内
 本セミナーの前に、本セミナーをご紹介するために、無料オンラインセミナーの開催を予定しています。このなかで、本セミナーのポイントをいくつかご紹介いたします。本セミナーにご興味のある方は、是非、無料オンラインセミナーに参加されて、本セミナーの趣旨、概要を把握して頂ければと思います。本無料オンラインセミナーにつきましては、1週間ほど前に、ご案内のメールをお送りしますが、以下の日時を予定しています。
 2021年9月8日(水)午後12:00-12:40
 講師 岡東 保 および 中山 裕木子

ご不明な点等がございましたら、弊所東京オフィス 川崎 (seminar@ipfirm.com)までご連絡くださるようお願いいたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

Hauptman Ham, LLP
シニア・パートナー
Benjamin Hauptman

ハウプトマン・ハム国際特許商標事務所
〒102-0074 東京都千代田区九段南1-6-17
千代田会館ビル6階
Email:seminar@ipfirm.com
http://jp-ipfirm.com/
電話番号:03-6256-8970
ファックス番号:+1-703-518-5499