Alexandria PADIASコースのご案内です。2018年4月から6月に開催いたします。
第1回セミナー:4月27日(金)
第2回セミナー:6月1日(金)
第3回セミナー:6月29日(金)
PADIASについて
PADIASとは、Patent Application Drafting and Infringement Avoidance Strategiesの略称です。
ご存知の様に、米国特許実務は他国とは異なる独自路線を実践しています。他国との相異点を踏まえた実務スキルを習得するためには、米国事務所での実務経験を踏むことが効果的です。
本PADIASコースでは、受講生の方に米国特許事務所に勤務している実務者と同様に実務に即した課題に取り組んで頂き、経験豊富な米国特許弁護士が、具体的にそれらの課題の添削・指導を行います。さらに明細書作成や中間手続に関して実務に即した具体的かつ有効な講義を行います。
今回の課題はBib(よだれかけ)の発明に関するものです。この発明について、(1)クレームドラフティング、(2)英文明細書の修正、及び(3)中間処理応答書の作成を行って頂きます。
1. 課題
(1)クレームドラフティング
Bibの発明開示書を課題としてお渡しします。それを基に、クレームをドラフトしていただきます。この発明開示書は、参加される方には第1回講義の前にお渡しします。
(2)英文明細書の修正
米国の実務に照らして問題ありと思われる明細書を、課題としてお渡しします。それを、米国の実務に合わせて修正していただきます。
(3)中間処理応答書作成
米国特許庁からの局指令を修正したものを、課題としてお渡しします。それに対する米国特許庁への応答書を作成していただきます。
2. スケジュール
(1)時間割
受付開始:午後1時30分
講義時間:午後2時から5時
レセプション:午後5時から6時頃
(2)会場
Hauptman Ham, LLP
2318 Mill Road, Suite 1400, Alexandria, VA 22314
Phone: (703) 684-1111, Fax: (703) 518-5499
※最寄り駅 Eisenhower Avenue駅(メトロ Yellow Line)
駐車場をご利用の方には、パーキングチケットを発行いたします。
(3)日程
お申込締切日:2018年3月30日(金)
第1回課題(クレームドラフティング)の問題送付:2018年4月2日(月)
第1回課題の提出期限:2018年4月20日(金)
第1回講義:2018年4月27日(金)
講義内容:第1回課題(クレームドラフティング)添削の解説及び第2回課題である英文明細書修正に関する講義
第2回講義:2018年6月1日(金)
講義内容:第2回課題(英文明細書修正)添削の解説及び第3回課題である中間処理応答書作成に関する講義
第3回講義:2018年6月29日(金)
講義内容:第3回課題(中間処理応答書)添削の解説及びファイナル局指令受領後の応答に関する講義
3.講師
米国特許弁護士ベン ハウプトマン、ジョシュア プリチェット
日本語での概要説明:講義はベン ハウプトマン、ジョシュア プリチェットが英語で行いますが、必要に応じてスタッフが日本語で概要補足説明を行います。
4. お申込方法
添付の申込用紙に必要事項をご記入の上、2018年3月30日(金)までに、岡東(tokato@ipfirm.com)までご送付ください。
5. セミナー費用
講義、添削、及びレセプションを含めて無料です。
6. 参加資格
特にありません。短期滞在の方あるいは帰国時期との関係で一部のセミナーのみしか参加出来ない方も歓迎いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
日本に帰国された方には、ご後任の方で、本年4月から6月にかけて米国ワシントンDCエリアに赴任される方がいらっしゃいましたら、ご紹介頂けますと幸いです。
米国ご滞在中の方も、今回は課題を変更しておりますので、是非ご参加ください。また滞在されている米国特許事務所の同僚の方にも紹介して頂けますと幸いです。